日常・定期清掃|オフィスビル清掃
オフィスビル清掃
そこで働く人々が、快適であるために。
清掃を、作業ではなく仕組みとして考える。
計画から点検、改善提案までを重ねることで、管理の手間を増やさず、安定した“きれい”をたもちます。
現場まかせにしない、烏山のオフィスビル清掃です。
「考える清掃」で“きれい”が続く、オフィスビル清掃
オフィスビル清掃の目的は、ビルを利用する人が仕事をしやすい環境を作り出すことです。すなわち、快適さ、衛生面、そして業務を邪魔しないこと。この三つがそろってこそ、オフィスビルとしての価値が高まります。しかし清掃は「誰がやっても同じ」ではありません。清掃品質の差はなぜ生まれるのか。私たち烏山の取り組みをお伝えします。
当社では、「効率的なプランニング」で高い清掃品質とコストパフォーマンスを実現し、なおかつ「定期的なインスペクション」で安定した品質をたもつことで、管理負担を軽減しています。その土台となるのは、どれだけ現場の実情にあわせてプランニングできるのか。ポイントは「入念な現地調査」にあります。
オフィスビルは、曜日や時間帯、テナント構成によって人の動きが大きく変化する空間です。人の集中する場所や時間は一様ではなく、それに応じて清掃のあり方も異なるのは当然です。したがって烏山では、まず現地調査で「どこがなぜ汚れやすいのか」「業務を妨げるリスクがどこにあるか」などを徹底チェック。汚れやすさに応じたきめ細かい作業マニュアルや清掃サイクルを検討し、効率のよい清掃計画をたてることで、コストを抑えつつきれいな状態を維持しています。
お客さまが日常清掃に満足されていない現場では、現場の特徴にあわせた作業内容になっていなかったり、日常清掃と定期清掃の組み合わせがうまくできていなかったりするケースが少なくありません。そうすると、汚れやすい箇所が長く放置されてしまい、いちいち指示を出さないときれいにならず、管理側の手間が増えることにもつながってしまいます。
さらに当社では、建築物清掃管理者評価資格をもつ本社社員が定期的なインスペクションをおこなっています。清掃スタッフへの的確なフィードバックと現場改善を重ねることで、安定した清掃品質をたもつことができます。
また、定期報告書や改善提案もご好評をいただいています。ただ定期的にご報告するだけではなく、インスペクションや担当者さまからのご要望をもとに、清掃頻度や作業内容、定期清掃の組みあわせなどを調整。実情にあわせて清掃計画を更新いたします。つねに最善を考え続け、“きれい”が続く清掃体制を構築しています。
清掃会社を切り替えたものの、「現場にあっていない」「思ったほど管理の手間が減らない」といった声を、私たちはよく耳にします。
清掃は、その日やれば終わり、という単純なルーティンワークではありません。それでは“魂のこもった清掃”とはいえません。清掃の質だけでなく、その運用まで含めて考えることで、快適さや清掃品質、そして管理のしやすさは大きく変わります。
もし現状のオフィスビル清掃に満足されていらっしゃらないのであれば、どうぞお気軽にご相談ください。ご相談、現地調査、お見積りは、無料で承っております。状況により、テスト清掃をご案内することもございます。
細部までこだわり抜く ~利用者目線の烏山マニュアル~
私たちは、清掃品質を安定させることが、結果として管理負荷の軽減につながると考えています。それを実現しているのが、独自の清掃手順書「烏山マニュアル」です。
清掃のように手作業の業務は、スタッフの経験や感覚に依存しやすく、属人化や品質のばらつきが起こりがちです。そうなると、管理側からの確認や指示が増えることにつながってしまいます。
烏山マニュアルの目的は、ただ「決まった作業をさせること」ではありません。属人化を防ぎ、誰が作業しても一定の品質を再現できる状態をつくることを目的に整備しています。これにより、管理会社さま・オーナーさまの確認や調整の手間を最小限に抑えています。
烏山マニュアルの特長のひとつは、エリアごとの特徴にあわせた細やかな内容。そのカギとなるのが、「利用者目線」です。
オフィスビルには、給湯室やトイレなどの共用部と、事務所や会議室といった専用部があり、利用者が集中する場所や時間帯は日々変化します。烏山マニュアルでは、こうしたエリアや時間帯ごとの特性を整理し、利用者への配慮ポイントを具体的に明文化。これにより、管理側が細かく指示を出さなくても、現場で適切な対応ができるようになります。
もうひとつの特長が、基本作業にとどまらず、一歩踏み込んだ“コツ”まで記載していること。たとえば清掃中や清掃後に不快なニオイを残さないための工夫など、目に見えにくい品質要素も作業の心得として共有します。基本動作から判断に迷いやすいポイントまでを明確にすることで、クレームや追加対応の発生を未然に防ぎ、管理の負担軽減につなげています。
清掃品質の安定と、管理のしやすさ。その両立を実現する仕組みとして、烏山マニュアルは現場を支えています。
日常清掃マニュアル(一例)
共用部
共用トイレ
- 朝8:00~9:00、昼12:00~13:00は、利用者数が増えるため作業を避ける。
- トイレットペーパーホルダーは、ペーパーの微細なカスが蓄積しやすく、必ずチェックする。
- エアータオルは、周辺に水滴が飛散しやすいので、拭きあげる。
- 定期的に温水便座を取り外し、ニオイのもとになる汚れを除去する。
給湯室
- 12:00~13:00、16:00~17:00は、食器を洗う利用者数が増えるため作業を避ける。
- 水道栓(カラン)にはカルキ汚れが付着しやすい。特に汚れやすい裏側まで、洗浄・拭き上げをする。
シンクの排水口
- ワントラップを取り外す際、封水トラップが解かれ、配管から悪臭が発生する。ニオイが周囲に散在しないよう、少量の水を出しながら清掃する。
柄のついた清掃資機材、掃除機のノズルの使用
- 予期せぬ倒れ方をして、通行の妨げや人との接触を起こす可能性がある。置くときは横に寝かせて、通行を妨害しないところに置く。
- 作業中に床用ダスタークロスを交換する際は、回収したホコリの飛散を防ぐため、清掃面を下にして柄を寝かせたままおこなう。
専用部
事務所・事務室
- 就業中に入室して清掃作業する際は、機器の使用や立ち振る舞いが業務の邪魔にならないよう注意する。
- 掃除機を使う際には、コンセントの位置やコードのさばき方に気を使う必要がある。電源コードを長く出して使用するときは、コードに余裕がある範囲内であることを確認する。自分たちの電源プラグには印をつけ、差し抜きを誤らないようにする。
- シュレッダーの紙ごみ回収は、必ず掃除機がけをする前におこなう。
- 就業時間外に入室するときは、ゴミの誤廃棄に注意し、ゴミ箱に捨てられている物以外は絶対に回収してはならない。自己判断できないものについては、回収せずにそのままにし、責任者に報告する。
会議室
- 広い会議室には多くの椅子とテーブルがある。可動式テーブルの場合、掃除機などが接触してテーブルが動いてしまわないよう、なるべく小回りのきく機器を使う。
休憩室
- テーブルだけでなく床面も濡れていることがある。カーペット床にシミがついていたら、シミ抜きをおこなう。
- 長尺床やタイル床が濡れていると、歩行時に滑って転倒する危険性が極めて高い。発見したら迅速に処理する。
- 食品系の水がこぼれている場合は、洗剤を使用して拭きとる。洗剤は無臭タイプを使用する。
烏山の日常清掃は、ムリ・ムラ・ムダなし
「効率」と「細やかさ」が両立する日常清掃
トイレや廊下、給湯室などの「共用部」は、仕事をしていないときに利用することが多いので、実は汚れに気づきやすいエリアです。また、訪問客も利用するので、テナントさまにとっては企業イメージにも影響しかねず、いつでもきっちりときれいであるべき場所です。
一方「専用部」は、テナントさまの業務を妨げないよう、限られた時間内で効率よく動く必要があります。また、什器や私物を動かしたり壊したりしないようにするなど、細やかな配慮も求められます。
したがって、オフィスビルの日常清掃で烏山が重視するのは「効率性」と「細やかな配慮」。これを両立するためには、運営体制と人材育成という両面からの整備が不可欠です。
効率的な設計、きめ細やかなマニュアル
清掃作業を構築する体制は、マクロ視点の清掃計画と、ミクロ視点の作業手順書「烏山マニュアル」とで成り立っています。まずは現地調査で日常清掃と定期清掃の区分を正しく見極め、最小限のコストや労力できれいを維持できるようにプランニングします。次に、立案した清掃計画で効果が最大限に発揮できるよう、作業手順書を策定します。
作業手順で肝心なのは、いかに空いている時間帯に効率よく回れるか。というのも、日常清掃の対象エリアは、専用部から共用部まで広範囲にわたり、トイレやエレベーターなどの共用設備は、時間帯によって混雑の度合いが変化します。一方、専用部は入室する時間があらかじめ決められており、多くの場合、「〇時までに清掃を完了する」などの時間的制約があります。
烏山マニュアルでは、ムリなくムダなく回れる作業手順とタイムスケジュールを設計することで、スタッフ個人の技量に依存することなく、効率のよい作業を実現しています。たとえばゴミ回収では、回収動線を明確にして、毎回同じ動線で作業するように指導することで、回収し忘れを防ぎます。
ただし、ただ効率よく作業するだけでは、真の清潔さ、快適さを守ることはできません。見えるところをムラなくきれいにすると同時に、見えないところもきれいにするのが当社のポリシー。
たとえば給湯室のシンクは、当社ではカランについたカルキ汚れも日常清掃できれいにします。洗い残してしまいがちな部分ですが、利用者の目につきやすいのです。さらに封水トラップも日常清掃の対象としています。ここは利用者の目には見えませんが、放置すると悪臭が発生する可能性があるからです。
また、特に専用部では、掃除機のコンセントの位置や差し替えのタイミング、安全なコードさばきにいたるまで、細かく注意を払うことを怠りません。安全性も「細やかな配慮」の大切な一部であり、これらも烏山マニュアルにしっかりと盛り込みます。
充実した育成制度が優秀なスタッフを生み出す
いくら綿密な計画やマニュアルがあっても、それを実行するかどうかはスタッフ次第。そこで当社では、スタッフの教育と育成にも力を注いでいます。
現場研修では、実例を交えながら内容を丁寧に説明しています。作業だけでなく、“清掃品質の考え方”をスタッフ全員で共有するので、スタッフが入れ替わっても品質が維持され、引き継ぎや再教育にかかる管理負荷が抑えられます。
身だしなみや言葉遣いも大切です。作業中にきちんとした挨拶をしているか。一つ一つの動作が投げやりで乱暴なものになっていないか。オフィスビルというビジネスの場にふさわしい言動も作業の一部ととらえ、教育しています。
さらに、評価制度、表彰制度、資格支援制度を充実させることで、スタッフが自発的に技術向上を目指せる環境を整えています。
清掃は「人」がやる仕事。だから教育が品質に直結します。優秀で意識の高いスタッフが、安心して長く働ける仕組みを構築し、安定した清掃品質につなげています。
素材と構造を読み解く、烏山の定期清掃
目に見えない劣化まで見すえた、専門的プランニング
定期清掃は、ただ日常清掃で落しきれなかった汚れを落とすための作業ではありません。建物に使われている素材や設備の特性、劣化の進み方を正しく理解し、「今、何をすべきか」「どこまで手を入れるべきか」を判断する、高度な専門性が求められる業務です。
オフィスビルには、床材ひとつをとっても、石材、長尺シート、カーペットなど多様な素材が使われています。天井に目を向ければ、照明器具や空調設備、給排気口といった、日常清掃では手の届かない設備も数多く存在します。それぞれに適した清掃方法・頻度を誤れば、美観を損なうだけでなく、設備効率の低下や、建物そのものの劣化を早めてしまうことにもなりかねません。だからこそ烏山では、定期清掃を「作業」ではなく「計画」としてとらえ、建物ごとの特性を踏まえた、最適な清掃プランをご提案しています。
定期清掃とは、建物をきれいにするための作業ではなく、建物の状態を正しく読み取り、次の一手を考えるための仕事です。私たちは、目に見える美しさだけでなく、建物が長く、健やかに使われ続けることを見すえた清掃をご提供いたします。
定期清掃計画|建物内部
カーペット床(年2回)
カーペット床の定期清掃では、床下構造や経年劣化の状態をふまえた洗浄方法の選択が重要です。
たとえばタイルカーペットは広く普及しており、電子機器などの配線をフリーアクセスフロア方式(二重床)で不可視化しているケースがよくあります。タイルカーペットは裏地をゴム素材で絶縁しているので、ウェット方式の洗浄が下の配線に影響することは少ないのですが、経年により、タイルが剥がれていたり、タイル同士に隙間あったりすると、他の手段を考えなければなりません。その際は水量が少ないスチーム式洗浄やドライクリーニング方式を活用します。
長尺シート床、Pタイル床 洗浄ワックス仕上げ(年4回~6回)
ワックス床のメンテナンスでは、「汚れを落とす」こと以上に、ワックス層の状態を見極めることが清掃品質を左右します。
このタイプの床は、階段室や共用トイレ、給湯室などによく採用されていますが、専用部で使われていることもあります。床ワックスを塗布するのが一般的です。ただしワックスは、経年や人の往来により、「ヒールマーク」と呼ばれる黒いスジや「けものみち」と呼ばれる黒ずみを発生させます。ヒールマークは日常清掃で除去できますが、けものみち(黒ずみ)はワックスの硬化や汚れの抱え込みにより発生するため、ワックス自体の洗浄作業が必要になります。定期的に表面洗浄を施し、新たにワックスを塗ることで美観を維持することができます。
また最近では、メンテナンスフリーと呼ばれる床材が広まっています。ワックス塗布などのメンテナンスが不要で耐久性の高い床材です。しかし床材に防汚処理が施されていないものも多く、ワックス塗布はしなくとも、表面洗浄は必要になります。
床面剥離洗浄(2年~3年に1回)
通常の床洗浄ワックス仕上げを定期的におこなっていくうえで考慮しなければならないのが、ワックスの経年劣化。床ワックスは何層にも塗り重ねると表面の凹凸がなくなり、効率的な光の反射によって、より輝きを増すことができます。しかし経年とともに塗り重ねたワックス層の深層部から黒ずみが発生します。通常の床洗浄ワックス仕上げはあくまで表面洗浄であり、深層部までを洗浄するわけではありません。そのため、2年~3年に1回という長期スパンで、剥離洗浄によって床ワックスをいったんすべて剥離し、新たにワックスを塗布する必要があります。
石材床洗浄(年2回~4回)
石材床の清掃は、素材ごとの性質を理解していなければ、美観を回復させるどころか、取り返しのつかないダメージを与えてしまうことがあります。
エントランスや外周部の階段などによく用いられる石材は、とても丈夫で、高級感を演出することができます。通常、ポリッシャーで洗浄作業をしますが、凹凸の少ない鏡面仕上げの石材については、ドライメンテナンス方式を用いることもあります。水や洗剤を使用するウェット方式に比べ、作業時間を節約でき、使用する資機材も少なくて済むからです。ただバフィングパッドの摩擦熱が発生するので、石材への熱影響を考慮する必要があります。
石材は天然の材質であるため、油汚れやシミなどが付着すると、石材表面に空いている小さな穴に汚れが入り込み、除去するのが大変難しくなります。メンテナンスをする際にも油性の資材は使用できません。また石材の種類によっては洗剤の種類にも気をつけなければなりません。
定床材の特徴と注意点(一例)
大理石
表面の模様が美しく高級感があります。しかし酸性やアルカリ性に弱く、洗剤が付着すると瞬く間に白く変色してしまいます。
テラゾー
人造大理石とも呼ばれ、大理石を粉砕しセメントで固めたものです。大理石の代用として広く採用されています。大理石と同じように酸性洗剤類に弱い性質があります。
花崗岩
とても丈夫な材質で、耐アルカリ性、耐酸性に優れ、油に対しても耐性があります。しかし熱には弱く、ドライバフなどの資機材を使用する場合は注意が必要です。
セラミックタイル
陶磁器タイルなどと同じ部類で、凹凸が少なく、とても光沢に優れています。薄いタイル状にしても問題ない強度があるため、フリーアクセスフロアにも採用されています。酸性やアルカリ性に耐性があります。
定期清掃計画|高所、外壁
窓ガラス清掃(年2回~4回)
窓ガラス清掃は高所作業を伴うため、安全管理が特に重要な清掃業務です。当社では、必要な資格を有するスタッフが、安全対策を徹底したうえで作業をおこなっています。また、清掃後にはガラスの仕上がりだけでなく、器具の状態や周辺設備についても点検を実施。事故や不具合の予兆を見逃さない体制を整えています。
基本的な窓ガラス清掃では、中性洗剤を使用し、界面活性剤により表面張力を弱めた洗浄液を窓に塗布し、スクイジーで拭き上げます。
清掃サイクルは、オフィスビルの立地環境や周辺環境を考慮して決定します。幹線道路や工業地帯が近隣にあるオフィスビルでは、粉塵による汚れが多いため清掃頻度を増やすなど、立地条件にあったカスタマイズを提案させていただきます。
窓ガラス外面の高所作業では、作業員のフルハーネス着用はもちろんのこと、万が一の衝撃を和らげるショックアブソーバなど、墜落制止用器具の使用を徹底しております。窓ガラスの内面を清掃する際には、執務中の方々の邪魔にならないよう、短時間で無駄のない作業を心がけています。
ガラス清掃が長期間おこなわれていなかったり、スケール汚れ(水滴が乾いた際にできるウロコ状の乾燥痕)が見られる場合、通常の定期清掃だけでは十分に汚れを落としきれないことがあります。また、外壁材の種類、経年劣化の度合い、窓枠シーリングの状態など、建物外装のコンディションによって、ガラス外面に付着する汚れの量や質は大きく変わります。
このような状況が確認されたら、当社では定期清掃に入る前の「初期処理」として、専門洗剤やガラス専用ダイヤパッドを用いた特別清掃(リセット清掃)をお勧めしています。深く固着した汚れをしっかり取り除き、ガラス面を初期状態に戻すことで、その後の清掃効果が安定します。建物全体の美観が長く続くことになり、結果としてコストパフォーマンスも向上しますので、お客さまが喜んでくださることの多い工程のひとつです。
給排気口清掃(年1回~2回)
給排気口清掃は、室内の衛生環境をたもち、設備の機能と美観を維持するための重要な定期メンテナンスです。高所作業を伴うケースもあるため、烏山では安全管理を徹底し、事故防止に配慮して作業しています。
給気の吹出し口には、ノズル型や軸流型などさまざまなタイプがありますが、オフィスビル内で多く採用されているのは、アネモスタット型と線状吹き出し型です。どちらも周囲の空気を誘引することに長け、室内に広く気流を送ることができます。アネモスタット型は天井にあり、特殊な形状のため多くのホコリが付着します。定期的に除塵しないと、浮遊粉塵の発生を招く恐れがあります。また軸流型は、室内の主にペリメータ―ゾーンと呼ばれる窓際や、トイレ内の個室の天井に設置されています。吹き出し口の形状は特殊ではありませんが、やはりホコリの付着が多く、定期的な除去が欠かせません。
ここ数年で、清掃後にアネモスタット型が落下する事案が多く発生しているようです。アネモスタットの落下は重大な事故につながるため、当社では必ず清掃後点検を実施しています。
照明器具・蛍光灯清掃(年1回~2回)
日頃ほとんど人の手が触れない照明器具には、かなりのホコリが蓄積されています。ホコリの蓄積を放置しておくと照度の低下につながり、オフィス全体に暗いイメージを与えてしまいます。さらに、ホコリの蓄積はトラッキング火災の原因にもなり得るので、安全対策の観点からも、定期的にホコリを除去する必要があります。オフィスビルには、1棟だけでも種類も数も非常に多くの照明器具が設置されています。照明の形状などにもよりますが、コスト面や作業効率を考慮して、烏山では年1回程度の実施をお勧めしております。
外壁洗浄(年1回~2回)
中小規模や低層階のビルには、磁器タイルやコンクリートなどの外壁面が多く存在します。ガラス張りの高層ビルであっても、部分的にモルタルやサイディングを施している壁面もあります。外壁は「オフィスビルの顔」といっても過言ではありません。雨水や土砂などで汚れた外壁では、材質本来の質感が失われてしまいます。また窓枠から汚水が垂れて筋状に汚れが残っていると、築古に見えるだけでなく、「あまり管理が行き届いていない」「清潔への意識が低い」というマイナスイメージを招いてしまいかねません。
外壁の汚れは主に雨水と飛来した土砂ですが、中には経年劣化により、コンクリート内の鉄筋のサビ汚れなどもあります。経年によりコンクリートが中性化し、中の鉄筋にサビが発生して体積が増すことでクラック(ひび割れ)が発生し、そこに雨水が入ることでサビ汚れが出現するのです。私たちは、汚れの種類や状況、外壁建材の種類だけでなく、築年数や立地状況なども判断材料にして、外壁洗浄の方法を検討しています。
清掃品質を“更新し続ける”ためのインスペクション
評価・改善・対話で築く、烏山品質
烏山では、清掃品質を「一度整えたら終わり」とは考えていません。
日々変化する建物の使われ方や人の動きにあわせて、清掃のあり方も更新し続ける。その中核となるのが、定期的なインスペクションです。
インスペクションでは、清掃品質を二つの視点から評価します。一つは、「きれいな状態がたもたれているか」という作業品質。もう一つは、「その清掃を、無理なく安全に、継続できる体制が整っているか」という運営品質です。
建築物清掃管理者評価資格をもつ社員が定期的に現場を訪問し、清掃結果だけでなく、作業手順や安全配慮、スタッフの配置や負担状況、健康状態までを確認します。清掃責任者に過度な業務が集中していないか、スタッフが心身ともに安定して働けているかといった点も、重要な評価項目です。
品質は、現場の努力だけでは支えきれません。環境と体制が整ってこそ、安定した清掃品質が実現します。
インスペクションの結果は、報告書としてクライアントさまにご提出していますが、烏山では「報告して終わり」にはしません。改善が必要と判断した場合には、具体的な改善提案をおこないます。
たとえば、テナント構成の変化に応じて日常清掃の対象エリアや清掃サイクルを見直したり、日常清掃では対応しきれなくなった汚れを定期清掃に組み込んだりするケースがあります。また、半年、一年と関わる中で初めて見えてくる汚れや劣化に対しても、適切な対策をご提案します。
評価内容や改善提案について、背景や意図も含めて丁寧にご説明し、現場の状況やクライアントさまのお考えを伺いながら、認識のすり合わせをいたします。この対話を重ねることで、清掃に対する考え方や優先順位を共有でき、長期的な信頼関係の構築につながっていると自負しております。
決められた仕様を淡々とこなすのではなく、「今の建物にとって、最善の清掃は何か」を考え続けること。評価と改善を繰り返しながら、清掃品質を磨き上げていく。それが、烏山のインスペクションであり、品質へのこだわりです。
作業品質の点検ポイント(一例)
エントランス
床面
床面に歩行動線の跡が見えていないか
(重度なけもの道の有無)
自動ドア
レール部分に土砂堆積はないか
ガラス面に皮脂汚れが付着していないか
案内表示
金属部の光沢に建材本来の輝きがあるか
凹凸面にほこりの蓄積がないか
共用トイレ
小便器
汚垂石部分に尿石や変色などがなく、良好な状態か
本体上下左右の内側(折り返し部)に尿石の蓄積はないか
大便器
フラッシュバルブの光沢具合は良好か
錆びやカルキの発生はないか
運営品質の点検ポイント(一例)
教育
新人研修は実施されているか、記録はあるか
管理体制
清掃責任者と巡回社員との意思疎通は良好か
情報共有されているか
仕様書、手順書
契約に基づく仕様書や手順書が現場に備えてあるか
誰もが確認できる状態か
安全衛生
清掃スタッフの健康状態は良好か
清掃責任者も含め全体の業務量は適正か
緊急対応
緊急時の連絡網は掲示されているか
緊急連絡先は最新の情報に更新されているか
環境も、人も、未来も守る清掃
烏山が大切にしているルール
清掃作業はオフィスビルを清潔にたもち、資産価値の維持・向上に貢献しています。しかし、その手段が環境破壊につながってしまっては、社会における企業の存在意義を揺るがすこととなってしまいます。
環境負荷の低減が求められる今、清掃業務においても、結果だけでなく「その過程」が問われています。たとえば、洗浄後の汚水の水質が著しく悪い状態で排水すると、下水処理に支障をきたし、結果として環境破壊を招いてしまいます。烏山では、これを清掃会社としての責任、そしてプライドと位置づけ、必ず基準値内となるよう処理を施したうえで汚水を処分しています。
私たちは、働く清掃スタッフの安全衛生についても率先して取り組んでおります。ビル清掃で発生する人身災害の多くは、転倒と墜落です。窓ガラスなどの高所作業だけでなく、脚立を使用した時や階段の清掃中など、転倒・墜落するリスクはいつも隣り合わせです。当社では、建物ごとの危険箇所や潜在的なリスクを、本社スタッフと清掃スタッフ全体で共有し、事故の未然防止に努めています。
私たち烏山は「環境を守る」「人に優しく」ということを、清掃業務の規範と位置づけています。この2つの視点から洗剤や清掃方法を選択し、烏山品質の清掃を確立し、社会に貢献していきたいと考えています。快適なオフィスビル環境を提供するだけでなく、私たちの清掃活動が、スタッフと自然環境のどちらにとっても快適であるように工夫をしてまいります。
「環境を守る」
- 使用する洗剤や薬品は、適量・適正希釈を徹底する。
- 洗剤は残留しにくいもの、リンスしやすい(またはリンスの必要がない)ものを優先する。
- 二次汚染の危険性が少ないものを優先する。
- 使用者や清掃関係者の健康を脅かすほどの強力な洗剤は使用しない。
- 清掃活動に伴う廃液の適正処理(中性化など)を徹底する。
- 効率的な清掃手順を検討し、使用する電気や水、ガスなどの無駄をなくす。
「人に優しく」
- 墜落災害防止の観点から、脚立は2m以内のものを使用する。
- 作業場所が2m以上の高さである場合は、高所作業に分類し、ロープ作業もしくはローリングタワーの使用を検討する。
- 脚立作業及び高所作業の際は、必ずヘルメットを着用する。
- 廃棄物や廃液を取り扱う際は、保護手袋等を着用し、健康被害の予防活動に努める。
- 床用剥離剤を使用する際は、転倒防止のため、シューズネットを着用する。
烏山のオフィスビル清掃|まとめ
烏山のオフィスビル清掃は、安定した高品質の清掃サービスと高いコストパフォーマンスによって、ビル管理における負担を軽減することを目指しています。その基盤となっているのが、入念な現地調査に基づく効率的かつ無駄のない清掃プランニングです。建物の規模や用途、設備構成、利用状況を丁寧に把握したうえで、日常清掃と定期清掃を最適に組み合わせ、清掃品質の均一化と作業効率の両立をはかっています。
清掃品質を支えているのが、属人化を防ぐために整備された「烏山マニュアル」です。ムリ・ムダのない作業手順だけでなく、利用者目線に立った気配りや、一歩踏み込んだ清掃のコツ、安全性への配慮までを体系的に盛り込むことで、誰が担当しても一定以上の品質をたもてる体制を構築しています。あわせて、充実した教育制度により、現場スタッフ一人ひとりの技術力と意識の向上にも継続的に取り組み、優秀なスタッフを育成しています。
日常清掃では、効率性を重視しながらも、利用者さまの動線を意識した細やかな配慮を欠かしません。一方、定期清掃では、高度な専門性を要する作業を安全対策万全の体制で実施し、建物全体の美観と機能を長期的に維持します。さらに、建築物清掃管理者評価資格を有する本社社員が定期的にインスペクションをおこない、そのときどきの状況にあわせた改善提案や丁寧なコミュニケーションを通じて、クライアントさまとの信頼関係を築きます。
環境への配慮やスタッフの安全衛生管理にも注力し、持続可能で安心できる清掃サービスをご提供すること。こうした日々の積み重ねが、「また利用したい」と思える快適なオフィス空間につながっています。「仕様書通りの清掃」で終わらない。それが、烏山がオフィスビル清掃において選ばれ続けている理由です。
YouTube|清掃現場のプロ技
当社の清掃技術はテレビ番組でも取り上げられました。作業をご検討中のお客さまに、当社の具体的な取り組みや現場作業の様子をご確認いただけるよう、YouTubeにて一部の作業動画を公開しております。ぜひご覧ください。
- すべて
- カーペット清掃
- エアコン洗浄
- 高圧洗浄
- その他
FAQ|よくあるご質問
お客さまからよくいただくご質問をまとめました。ご検討の際の参考にしてください。
Q1. 清掃の頻度はどれくらいが適切ですか?
A. 建物の利用人数やフロア構成によって適切な頻度は変わりますが、一般的には以下が目安です。
● 日常清掃:毎日または週数回
● 定期清掃:月1〜年4回
当社では現場の利用状況をふまえて、最適な頻度をご提案しています。「他社に頼んでいるがあまりきれいにならない」「適正な頻度が分からない」というご相談はよくいただきます。清掃に無駄が出ないよう、実際のご利用状況にあわせて、最適な清掃サイクルをご案内いたします。
Q2. 高所の窓ガラスなど、手が届かない場所の清掃もお願いできますか?
A. はい、承ります。
当社は、高所作業車や専用ポールを用いて安全に作業できる体制を整えています。マンションや商業施設など、様々なビルの高所ガラス清掃に長く携わっておりますので、おまかせください。「どう掃除すればいいのか分からない場所」ほど、よくご相談をいただきます。現場に最適な方法で、安全を優先しながら作業いたします。
Q3. トイレ・給湯室・水回りの臭いや汚れが気になります。改善できますか?
A. はい、改善は可能です。
ただし水回りの臭いや汚れは、排水・換気・汚れの種類といった複数の要因が絡みあっていることが多いので、日常清掃だけでは改善しきれないことがあります。当社では、汚れの種類(尿石・カビ・皮脂汚れなど)を特定し、専用の薬剤と手順で丁寧に除去します。
「定期的に清掃しているのに臭いが残る」というお問い合わせも多くいただきます。そのような場合には、汚れの根本にアプローチする方法をご提案しています。
Q4. 依頼前の見積りは無料ですか?
A. はい、無料です。
後々のトラブルを防ぐため、当社では必ず現地調査をおこない、汚れの種類や床材の状態、利用状況を踏まえたうえで見積りをお出ししています。使う洗剤・作業方法・清掃範囲が明確になり、ご安心いただけると管理会社さま・企業さまにご好評をいただいています。
Q5. 他社とどんなところが違うのですか?
A. 大きな違いとして、「現場をよく観察し、建物に合う方法を選ぶ」点を評価いただくことが多いです。
同じオフィスビルでも、汚れの種類・利用状況・素材はまったく異なります。そのため、マニュアル通りではなく、①必要な場所だけ機械洗浄、②素材にあわせた薬剤調整、③再汚染が起きやすいポイントの事前ケアなど、その現場に最も適した方法をご提案しています。
派手なことはしませんが、建物を長く良好な状態でたもつために必要な作業を、丁寧に積み重ねていくスタイルです。
Q6. 夜間や朝早い時間帯など、営業時間外の作業は可能ですか?
A. はい、可能です。
オフィスビルでは「日中は作業できない」という現場が多いため、営業時間外の清掃ももちろん承ります。安全管理・騒音対策にも気を配りながら、テナントさまへの負担が少ない時間帯で作業を調整いたします。
Facility Management|清掃・設備
当社では、電話でのご相談から現地調査による見積まで、無料で承っております。
皆さまからのご連絡を、社員一同、心よりお待ちしております。
